宮本 典子 / RUSH
MIMI名義でも知られる和製R&Bディーヴァ、宮本 典子の80年の3RDアルバム。鈴木 勲との「PUSH」や、純粋なソロとしては処女作となる前作「VIVID」の評価が高い彼女ですが、ジャズ寄りだった前作と比べて、制作メンバーも筒美 京平、大野 雄二、松任谷 由実(呉田 軽穂)、林 哲司等、もっと歌謡曲に寄せた布陣へ一新し、シティ・ポップに仕立てた意欲作。そういう意味では、むしろシティ・ポップ熱が盛り上がった2020年代にこそ聴かれる一枚と言えるかも。大野 雄二が手掛けた艶っぽいミディアム"サムウェアー・サムワン"、どこかBARRY WHITE"LOVE'S THEME"を彷彿させるディスコ歌謡"ラスト・トレイン"辺りに加え、日本語ラップ・リスナーには韻踏合組合"前人未踏"のCARRECによるREMIXで使用されたソウル歌謡"炎の頃"を収録していることでもお馴染みのはず。 A-1 シルバー・レイン(SILVER RAIN) A-2 炎の頃 A-3 ホワイ・ドント・ユー(WHY DON'T YOU) A-4 北回帰線 A-5 エピローグ B-1 朝やけの告白 B-2 サムウェアー・サムワン(SOMEWHERE SOMEONE) B-3 歩きだしてナターシャ B-4 積木の箱 B-5 ラスト・トレイン 【レーベル】TRIO RECORDS 【年代/国名】1980/JPN 【盤質/ジャケット】EX/EX 帯有り。 <参考>