GAS BOYS / 三日月 EP
日本語ラップ・シーンの異端児、GAS BOYSの95年の4THアルバム「三日月」からのEP。大袈裟でクセの強いラップ・スタイルのせいか(?)、生粋の日本語ラップ・リスナーからはやや評価が低い気がする彼等ですが、ふざけ過ぎな"聞きてえな"はともかく、V.A.「悪名」シリーズにも通じるアンダーグラウンドな空気感の"モノマネ侍"/"ウー・エス・ギー ギリギリ限界まで"、リラックスしたムードの"コーヒー"/"淀みに浮かぶ疱沫は"等、「三日月」から抜粋した楽曲は今となっては聴くべきところが多いはず。特に、(やっぱりラップはふざけてるけど!)サウンドは空気感を含め、完全にオーセンティックなヒップホップの"虎視眈々"が何気に渋い!BEASTIE BOYSが「LICENSED TO ILL」を経てサンプリング主体の「PAUL'S BOUTIQUE」に行き着いた軌跡をダブらせざる得ない佳曲。 A-1 聞きてえな A-2 モノマネ侍 A-3 モノマネ侍(INSTRUMENTAL) A-4 淀みに浮かぶ疱沫は A-5 コーヒー B-1 ウー・エス・ギー ギリギリ限界まで B-2 ウー・エス・ギー ギリギリ限界まで(INSTRUMENTAL) B-3 ガビーン・ドビーン・ハゲチャビーン(INSTRUMENTAL) B-4 虎視眈々 【レーベル】PONY CANYON 【年代/国名】1996/JPN 【盤質/ジャケット】EX/EX